ハイローオーストラリアで押し目買い・戻り売り手法を使いこなして攻略するコツ!
ハイローオーストラリアの攻略法を探していると、必ず目にする押し目買い・戻り売りの手法。
バイナリーオプションでも有効なのはわかるけど基準が分からないと言う方は多いはず。
そこでこの記事ではバイナリーオプションでの押し目買い・戻り売りの使うポイントを分かりやすく解説していきます。
ハイローオーストラリアの勝率を上げたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
押し目買い・戻り売りってFXみたい!
FXの手法で有名だよね。
難易度が高いからよく勉強してデモで試してから実践しよう
押し目買い・戻り売りとは
相場にトレンドが発生している時、チャートは一方的に進むのではなく、ほとんどの場合、上昇・下降を繰り返してトレンドを形成していきますよね。
押し目買い・戻り売りとは、相場のこの波を作る習性を利用したエントリー手法です。
押し目買い・戻り売りは上図でイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、次のような基準をエントリーポイントとします。
名称 | 相場の状況 | エントリーの仕方 |
---|---|---|
押し目買い | 上昇トレンド中 | 波の一番下がった点で買い(ハイエントリー) |
戻り売り | 下降トレンド中 | 波の一番上がった点で売り(ローエントリー) |
一時的な上昇・下落を狙う手法だよ!
エントリーポイントを探るための重要な指標になるんだね。
この言葉は上昇・下降関係なく使うので押し目買い・戻り売りの手法と混同しないように注意してくださいね。
さて、なぜチャートに波ができるのかは、相場参加者の心理「大衆心理」を理解する必要があります。
大衆心理
「相場は相場参加者の総意で作られる」と言われます。
チャートの波も理由もなく作られるわけではなく、上図の説明のように相場参加者の考え方が影響しているわけです
そのため、バイナリーオプションでもこの相場参加者が多くの注文を出すポイントを見つけ、その方向にエントリーしたほうが勝率は当然高くなります。
「FXでトレンド方向への注文が集中するポイント」→「相場が予想通り動きやすいポイント」→「エントリー根拠が強い」→「バイナリーオプションでも勝ちいやすいポイント」
押し目買い・戻り売りの考え方はこのようにまとめることができるでしょう。
大衆心理は特に気にしなくてもいいと思っていました
徹底的に追求しなくとも、意識はしておくべきです
押し目買い・戻り売りのやり方
押し目買い・戻り売りを成功させるには、今相場がトレンドなのか?レンジなのか?を判断する力と押し目となるポイントの予測が必要になってきます。
そのために必要な知識が次の2つ。
- ダウ理論が成立しているポイント
- 売り買いが集中するポイント
この2点を相場で判断できれば、押し目買い・戻り売りをハイローオーストラリア攻略のベースにすることができるでしょう。
以下でこの2点について詳しく掘り下げていきます。
ダウ理論を使う
ダウ理論(Dow Theory)とは、チャールズ・ダウが提唱した市場での値動きを評価するための理論である。
ダウ理論-Wikipediaより引用
19世紀にチャールズ・H・ダウが「ウォール・ストリート・ジャーナル」に執筆した相場分析について述べた理論になります。
ダウ理論は相場分析の元祖とも呼ばれる6つの基本法則から成り立っています。
- 価格は全ての事象を織り込む
- トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
- 主要なトレンドは3つの段階から形成される
- 価格は相互に確認される必要がある
- トレンドは出来高でも確認される必要がある
- トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論は株式市場を前提にしているそうです
だからFX相場では当てはまりにくい部分があります
ここで重要な法則は1、2、3と6。
押し目買い・戻り売りはトレンド中の「押し目」を狙う手法なので、最初にトレンドなのか?レンジなのか?を判断しなければいけません。
トレンドの判断はダウ理論の「6、トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」で判断することができます。
具体的には次の状態をトレンドと判断します
トレンドの方向 | 判断の条件 |
---|---|
上昇トレンド | 高値を更新しつつ安値を切り上げている |
下降トレンド | 安値を更新しつつ高値を切り下げている |
トレンド判断で重要な点は条件を完全に満たしていること。
上昇トレンドなら安値を切り上げても高値を更新しないとトレンドの発生とは判断しないよ!
じゃあ高値の場合も切り上げてないとダメってことだね。
下降トレンドはこの反対になるわけですが、このため押し目買い・戻り売りは2つ目の波以降を狙う手法と言うことができます。
この画像を見てもらえば分かるように、上昇トレンドの場合は①で安値を切り上げましたが、まだ高値更新はしていないですよね。
上昇トレンドは②のラインを価格が越えて高値更新したとき初めて成立するわけです
②を越えた時点で上昇トレンドと判断できるので③で押し目買いを狙えるんですね
下降トレンドの判断はこの考え方の全く逆です。
また、この「高値更新・安値切り上げ」と「安値更新・高値切り下げ」をどの時間足で判断するかも相場分析では重要なポイントになってきます。
時間足での判断は「押し目買い・戻り売りの注意点」「大きな時間足を気にする」で詳しく解説します。
売り買いが集中するところを狙う
バイナリーオプションはFXと同じ為替相場を利用した取引ですから、為替相場に参加しているトレーダーが「売りたい」「買いたい」と思えるポイントでエントリーをすることになります。
押し目買い・戻り売りはこのトレーダーが売りたい、買いたいと思えるポイントを捉える一つの方法と解説してきました。
つまり、チャートをみればこれまで説明した大衆心理が全て含まれており、テクニカル分析は大衆心理を理解しチャートの動きを予測するために存在していると言えるのです。
ハイローオーストラリアや為替相場の初心者はテクニカル分析=インジケーターを使って予測すると考えてしまいます。
しかし正確には、トレーダーの売り買いが集中する部分を予測するための方法としてのテクニカル分析、そして予測しやすいようにインジケーターがあると考えるべきなのです。
インジケーターのクロスやサインでエントリーではなく、各値を大衆心理を読むための補助として考えるとインジケーターやテクニカル分析の見方が変わると思いますよ。
この売り買いの集中する「トレンド中の押し目」の探し方については、次章で詳しく解説していきましょう。
押し目買い・戻り売りのエントリーポイント
押し目買い・戻り売りの有効な場所を見つける方法として、この記事では次の5つの方法を紹介します。
- レジサポ転換
- 戻り高値・押し安値
- グランビルの法則
- チャートパターンを利用する
これらの方法を使いこなせれば押し目買い・戻り売りだけでなく、バイナリーオプションのあらゆる手法の精度を高くすることができる考え方、分析方法と言えます。
詳しく解説していくので自分の物にしてみてください。
レジサポ転換
相場分析の基礎的な方法の1つ「ライントレード」。
トレーダーの売買が集中するポイントは以前に売買が集中したポイント、つまりチャートの山や谷の部分で再び売買が集中しやすいと言う考えで使われる手法です。
水平ラインは上図のように、山の頂点を抵抗帯とするラインを「レジスタンスライン」と呼び、谷の頂点を抵抗帯と考えたラインを「サポートライン」と呼ばれます。
そして「レジサポ転換」とはこの画像のように、今までレジスタンスラインとして機能していたラインが、ラインブレイク後、今度はサポートラインとして機能する。
逆にサポートラインとして機能していたラインが相場が下にブレイクした後レジスタンスラインとして機能する、ラインの役割が逆転する部分を狙って押し目買い・戻り売りを仕掛ける方法のことを言います。
レジサポ転換=レンジ相場からのブレイクと考えがちですが、トレンド相場では頻繁に送っている現象なのです。
多くのトレーダーに意識されるラインはレジサポ転換が起こりやすく、トレンド相場では高値更新、安値更新したラインは「押し目」の売買ポイントとして分かりやすいエントリーポイントの一つとなるのです。
トレンド相場でのレジサポ転換を狙うコツはありますか?
図のレジサポ転換ポイントを狙うのもポイントになりますよ
トレンドに確実に乗るのならば高値・安値を更新したポイント、ダウ理論のトレンドの定義をクリアしたポイントで狙うのが安定性が高いポイントと言えます。
戻り高値・押し安値
戻り高値・押し安値とは簡単に言えば、ダウ理論のトレンドの定義が崩れた部分、つまり相場の転換ポイントのことです。
戻り高値・押し安値の基準は次のようになっています。
名称 | チャートのどの部分を示すのか |
---|---|
戻り高値 | 下降トレンド中に最安値を作った谷の直前の山 |
押し安値 | 上昇トレンド中に最高値を作った山の直前の谷 |
そして、戻り高値・押し安値を価格が越えることにより、次の判断ができます。
相場の状況 | 相場の判断 |
---|---|
戻り高値を価格が上抜け | ダウ理論の高値切り下げが崩れた部分→下降トレンドが終了したと判断できる |
押し安値を価格が下抜け | ダウ理論の安値切上げが崩れた部分→上昇トレンドが終了したと判断できる |
相場の転換ポイントですね!
万人が見つけやすいポイントなので売買が集中しやすいわけです
この「戻り高値・押し安値」で「押し目買い・戻り売り」を狙う場合は、先ほど解説した「レジサポ転換」を狙います。
「戻り高値・押し安値」をブレイクした後、レジサポ転換で「押し目買い・戻り売り」を狙う方法はラインブレイクの「ダマシ」を回避する方法としても有効なのですね。
このように、「戻り高値・押し安値を価格がブレイクしたポイント」と「押し目買い・戻り売り」を合わせた使い方は相場転換の初動を確実に捉えることのできる方法と言えるでしょう。
レジサポ転換も忘れないように!
グランビルの法則
グランビルの法則は1960年代にアメリカの著名な投資分析家ジョセフ・E・グランビルが考案したチャートパターンの分析方法で、発表から60年たった現代でも十分通用している手法となります。
グランビルの法則は「ローソク足が移動平均線に対してどのようなアクションをおこしたか」に着目してエントリータイミングを取る手法で、移動平均線を利用した分析方法の中ではシンプルでありながらも有効であると世界中の投資家が使用しています。
- 移動平均線が下を向いている状態から水平もしくは上を向き始めたとき、ローソク足が移動平均線の下から上に突き抜けたポイント
- 相場が上昇、移動平均線が上を向いている局面でローソク足が一瞬だけ移動平均線を下に突き抜け、再び移動平均線を下から上に突き抜けたポイント
- ローソク足が下降し移動平均線に近づいたが移動平均線を下に抜けることなく再び上昇したポイント
- 相場が下降、移動平均線も下を向いている状態でローソク足が大きく移動平均線から乖離した(離れている)状態から戻り始めたポイント
- 移動平均線が上を向いている状態から水平もしくは下を向き始めたとき、ローソク足が移動平均線の上から下に突き抜けたポイント
- 相場が下降、移動平均線が下を向いている局面でローソク足が一瞬だけ移動平均線を上に突き抜け、再び移動平均線を上から下に突き抜けたポイント
- ローソク足が上昇し移動平均線に近づいたが移動平均線を上に抜けることなく再び下降したポイント
- 相場が上昇、移動平均線も上を向いている状態でローソク足が大きく移動平均線から乖離した(離れている)状態から戻り始めたポイント
グランビルの法則はこの8つのパターンから成り立っており、押し目買い戻り売りで使うことのできるパターンは、ハイエントリーの場合①、②、③、ローエントリーの場合は⑤、⑥、⑦となります。
移動平均線の性質を利用した手法の基礎的な存在で、「押し目」を狙うのに有効な方法の一つと言えます。
ただ、移動平均線の期間設定に関しては自分に一番合った期間としか言いようがありません
場の見え方は人によって全く違いますからね
ほとんどの場合は期間10~期間50くらいで紹介されていますが、最終的には自分自身で理解しカスタマイズしなければいけない点は覚えておきましょう。
チャートパターン
チャートパターンとは「大衆心理」で形づくられるローソク足の型です。
チャートパターンには「相場の転換を知らせるチャートパターン」と「相場の継続を知らせるチャートパターン」に大別でき、「相場の継続を知らせるチャートパターン」は押し目買い・戻り売りのエントリーポイントを教えてくれるパターンなのですね。
チャートパターンは見る人によって、また時間足によって見え方がかわってくる訓練と慣れが必要な相場分析方法ですが、「大衆心理」を理解して押し目買い・戻り売りのポイントを見つける方法として最適です。
以下で簡単に4つのパターンを紹介しておきますので、ぜひ身に着けてみてください。
ボックス
レジスタンスラインとサポートラインが平行になっている押し目です。
実はこのボックスは見方を変えればダブルトップやトリプルトップなどの相場転換のチャートパターンと見ることができるのです。
どちらにブレイクアウトしてもおかしくない状態ですね!
フラッグ
相場の流れに対し反対方向に向かいながら平行な2本のラインで囲まれた範囲を相場が推移している形です。
形が旗に見えることからフラッグと呼ばれています。
フラッグは押し目のメジャーな形なんだよね!
その通り。トレンド方向にブレイクした場合に継続の可能性が高いチャートパターンだよ。
ウェッジ
ウェッジはフラッグに似ていますが2本のラインが同方向を向いているけれど並行ではないチャートパターンです。
ラインの角度が急な方向にブレイクしやすいといわれています
優先するポイントは他のチャートパターンと同じく大きな流れ方向へのブレイクです
トライアングル
トライアングルは2パターンあります。
- 上昇の押し目:アセンディングトライアングル
- 下降の押し目:ディセンディングトライアングル
相場の進行方向は平行なラインで抵抗を受けているものの反対方向は徐々に切り上がり、もしくは切り下がりの形になり、2本のラインが三角形の形になっているチャートパターンです。
トライアングルはブレイクと同時に一気に相場が動く場合が多いチャートパターンです。
動きが小さくなってきている=力を貯めているということですね
基本的には相場の流れ方向、ラインが水平な方向にブレイクする傾向があります
2つ目のパターンは「ペナント」「シンメトリカルトライアングル」「三角持ち合い」などと呼ばれるトライアングルのパターンです。
形の特徴は相場の動きが小さくなって三角形を作る点は上記2つのトライアングルと同じなのですが、高値切り下げ、安値切り上げを繰り返しちょうど2等辺三角形のような形になります。
どちらにブレイクするか分かりませんね
だから相場の転換サインにもなるトライアングルなんです
基本的にボックスと同じように大きな相場の流れに従った方向へのブレイクが成功確率が高いと言えます。
インジケーターでエントリーポイントの精度を上げる
インジケーターは「大衆心理」を読み取るために開発されたテクニカル指標なので、押し目買い・戻り売りのポイントを探すために大いに活用していきたいものです。
「大衆心理」は全てローソク足に現れるので、ローソク足を基に数値を割り出すインジケーターはローソク足の情報には到底及ばないわけです。
ですが、「インジケーターはローソク足の出す情報を確実なものにするために使う」を忘れなければ押し目買い・戻り売りで大きな力を発揮するでしょう。
ここでは次の3つの分野に長けたインジケーターを紹介します。
- トレンドを教えてくれるトレンド系インジケーター
- 押し目の反転ポイントを教えてくれるオシレーター系インジケーター
- ローソク足の表示を変えてトレンドと「押し目」を見やすくした平均足
インジケーターを使いこなせるようになりたいな
まずはインジケーターを深く知り、使う練習を何度も繰り返すことが大切です
ここで紹介するインジケーターの詳しい使い方や特長は、それぞれ個別の記事で紹介しているので、興味が持てるインジケーターがあったら、そちらの記事も覗いてみてください。
移動平均線
移動平均線は先ほど「グランビルの法則」でも解説しました。
短期・中期・長期の移動平均線を利用したパーフェクトオーダーや2本の移動平均線のクロスで相場の転換ポイントを見つけるなど、押し目買い・戻り売りのエントリータイミングが分析できます。
トレンド・レンジを見極める相場分析でも応用性の高いトレンド系インジケーターです
移動平均線の基礎をしっかり学びたい方はこちらの記事を読んでみてください。
一目均衡表
一目均衡表はローソク足や後から紹介する平均足と同じく日本で開発されたインジケーターです。
「過去」「現在」「未来」の時間概念を取り入れたインジケーターで、バイナリーオプションでは主に相場のトレンド判断に利用できます。
基準線が中期の相場の流れ、転換線が短期の相場の状況を表し、相場の今の状況を判断します。
移動平均線と同じで、ゴールデンクロス・デッドクロスを一つの判断基準にすることもできる
今より未来を表示していることにより今後の相場の方向性を予測する。
長期の相場を見ることができ、ローソク足が雲の上→上昇傾向。
ローソク足が雲の下→下降傾向と判断できる。
現在より後ろに表示される線で、主にローソク足との関係で相場の方向性を判断します。
遅行線がローソク足より上:上昇傾向
遅行線がローソク足より下:下降傾向
ハイローオーストラリア攻略に一目均衡表を利用したい方は次の記事を読んでみてください。
MACD
MACDは移動平均線を利用したオシレーター系インジケーターです。
トレンド系要素が強いインジケーターです
バイナリーオプションではMACDラインとシグナルライン・0ラインを利用した押し目判断に使われることが多くなっています
MACDの特性についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
RSI
RSIの買われすぎ・売られすぎは「大衆心理」を判断する目安として有効な指標です。
ですが、インジケーターはあくまで補助なので、ローソク足の根拠がそろった後の確認で使う方法に限定する必要があります。
RSIの正しい使い方を知りたい人はこちらの記事で詳しく説明しています。
ストキャスティクス
ストキャスティクスもRSIと同じく、「押し目」と判断するポイントが売られすぎなのか買われすぎなのかを判断する補助として有効と言えます。
RSIと似ていますが計算ベースが違うので好みで使ってください
でもRSIと同じで単体で判断するとダマシの原因となってしまいます
ローソク足やラインでの判断の補助に使ってこそ真価を発揮すると覚えておきましょう。
ストキャスティクスを使いこなしたい方はこちらの記事を読んでみてください。
平均足
平均足は簡単に言えばローソク足をトレンド判断しやすいように表示方法を変えたインジケーターです。
平均足の特長はトレンド判断がしやすく、「押し目」の転換ポイントを見つけやすいこと。
ですが、現在値を正確に表していないのでバイナリーオプションでは若干使い方にはコツが必要な欠点はあります。
平均足についても長所・特長を使いこなし、欠点を理解することが大事です
押し目買い・戻り売りに平均足を使ってみようかなと思うのなら、最初にこちらの記事で平均足を理解してみましょう。
押し目買い・戻り売りを使ったエントリーの流れ
最後にこれまでの解説を基にした、ハイローオーストラリアで押し目買い・戻り売りを使う場合の流れを、過去チャートを使って紹介します。
今回のエントリーの流れでは1時間足と5分足のマルチタイムフレーム分析を利用し、1時間足の押し目を5分足でエントリーする方法となります。
インジケーターは1時間足、5分足共に期間20(ピンク色)、50(水色)、200(緑色)の指数平滑移動平均線のみです
後はラインを使って判断します
移動平均線の使い方は次のようになっています。
3本の移動平均線のパーフェクトオーダーをトレンド判断の補助として使う
グランビルの法則を利用して期間20の移動平均線を押し目の基準とする
5分足ではエントリーするときに1時間足と同じ方向のパーフェクトオーダーが成立しているかの判断に使う
それではチャートを使って解説していきましょう。
今回説明する押し目買い・戻り売りは、このチャートの黄色で囲った部分で押し目買いを狙います。
こんなに小さくして見るのですか?
相場の状況判断にはチャートを上記のように縮小して全体をみるのがポイントです
先ほどの狙う部分を拡大してさらに詳しく分析します。
この手法では期間20の移動平均線を基準に「押し目」を判断するので、チャートの①付近にローソク足が到達した時に細かい判断をします。
チャートに②のチャネルライン(オレンジ)を追加すると、ローソク足が①の移動平均線に到達した時点で「上昇フラッグ」ができていることがわかると思います。
このため、エントリーはフラッグを上にブレイクしたところでハイエントリーと限定とすることができるわけです。
5分足では期間200の移動平均線に支えられ価格が再上昇していますね
③のエントリーを狙うポイント付近では移動平均線がパーフェクトオーダーとなり、1時間足と方向性が一緒になったと判断できます
エントリーは1時間足の上昇フラッグをブレイクした後のレジサポ転換でエントリーです。
- ④番で黄色ラインのフラッグをブレイクしたのを確認
- 次に⑤番の前回高値の更新しているので5番を基準に水平線を引く
- ⑤番を基準にした水平線で相場が反転を確認(レジサポ転換)
- ⑥番の高値をブレイクした⑦のローソク足の次足で10分以上のエントリー
今回の場合は⑦番のローソク足の高値ブレイクが微妙な部分もあるので、2本後のローソク足確定後のエントリーでも問題ない部分ですし、1分足を見てさらに細かい動きに合わせて10分以上のエントリーでも良いでしょう。
バイナリーオプションは強い根拠が多ければ多いほど勝率が高くなる傾向があるよ!
エントリー手順を見ながら自分なりの取引ルールを考えてみるね
押し目買い・戻り売りの注意点
- 大きな時間足を気にする
- 反発を確認した後にエントリー
- 過去チャートで検証
押し目買い・戻り売りをハイローオーストラリアの勝率アップに使うのであれば、この3点を気にして実行し続ける必要があります。
他の手法にも共通する部分があるので、バイナリーオプション全般の基礎的事項と思って読んでみてください。
大きな時間足を気にする
「大きな時間足を気にする」
この考え方は相場分析の基礎的な分析方法で、為替相場で戦っているバイナリーオプションでも大切な考え方です。
考え方としては、ハイローオーストラリアなどでエントリーするために見ている5分足や1分足は、さらに大きな時間足の中で上下しているだけとイメージすると分かりやすいでしょう。
大きな時間足の流れは絶対に気にするべきですね!
勝率の高いエントリーポイントが予想できます
このチャートのように5分足では上昇トレンドもしくはレンジと判断できても、1時間足では下降トレンドの「押し目」でしかないなどは良くあることです。
この場合は1時間足が押し目からトレンド方向に動き出したとき5分足でエントリーポイントを見つける方法が押し目買い・戻り売りの正しい判断と言えるわけです。
マルチタイムフレーム分析と呼ばれるこの相場分析の基礎は、ダウ理論「2、トレンドは短期・中期・長期に分類される」を実際に再現した分析方法と言えるでしょう。
反発を確認した後でエントリー
一番危険なエントリー方法が「このくらいで反発するだろう」と考える値ごろ感でのエントリーです。
FXならば決済は自分で決められるので、いつかはエントリーした方向に相場が動くかもしれませんが、バイナリーオプションは決まった時間内にエントリー方向に相場が動いていなくては勝てません。
根拠のあるポイントで反発したことを確認した後にその流れに乗るエントリーをした方が勝つ確率が高いわけです
エントリー時間も長めに取ったほうが流れに乗りやすいと言えます
理由はバイナリーオプションで使う1分足や5分足は「ノイズ」と呼ばれる相場の方向性と関係ない動きが多い時間足です。
そのため、次足1本の決済では「方向はあっているのに逆行して負けた」などの可能性が高くなってしまうからです。
1分足でしたら3分以上、5分足でしたら10分から15分のエントリーが確実に流れに乗れる可能性が高いと認識しておきましょう。
過去チャートで検証
押し目買い・戻り売りはトレンド中のエントリーポイントとして、バイナリーオプションでも非常に有効なのですが、自分の基準を作らなくては使いこなすのは難しいと言えます。
正確には自分の基準をしっかり持って「トレーダーの注文が集中するポイント」を体に覚えこませる必要があるのです。
アスリートが一流と言われるのは練習で体に覚えこませているのと同じですね
そうです。一流でもない為替相場初心者が練習するのは当たり前ですよね
具体的な練習方法は過去チャートとデモトレードを使って、自分が使いたい手法をベースに取引ルールを確立していきます。
- 自分が使いたい手法を過去のチャートにあてはめて、どのような部分で勝率が高いのかを検証する
- デモトレードを使ってリアルチャートで過去検証で作った取引ルールが予定通りの勝率を出せるのか確かめる
- 上手くいかない部分があったら修正し1に戻る
- 3ヶ月連続で月の勝率が60%以上出せるようになったら、実際のお金でリアルトレードを開始する
ハイローオーストラリアでしたらデモトレード機能が非常に優秀なので、検証に使うには最適でしょう。
ハイローオーストラリアのデモトレードのやり方や取引プラットフォームの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照してください。
まとめ
押し目買い・戻り売りは「大きな流れに乗る」ことと、「注文が集中するポイントを見極める」ことが勝率を上げるコツと言えます。
バイナリーオプションはインジケーターの値やエントリーする時間足だけに気持ちが行きがちですが、FXと同じ舞台で戦っているのですから、この2点は大事ですよ。
ぜひこの記事を参考に押し目買い・戻り売りを使いこなし、ハイローオーストラリア攻略の武器としていきましょう。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者の中で断トツでNO.1といえる業者です。
口座開設者数も増え続けているのであなたも始めてみませんか?