ハイローオーストラリアをRSIで攻略!組み合わせ次第でバイナリーオプションは勝てる
- RSIについての基礎知識
- RSIの設定方法は?
- RSIを使ったハイローオーストラリアの攻略方法はある?
- RSIを使う際の注意点は?
この記事ではハイローオーストラリア初心者が RSI を使いこなす為の方法を以下の内容で解説していきます。
有名ですよね!難しそうなので心配ですが…
この記事を読めば、ハイローオーストラリア攻略で RSI を使うヒントが得られますよ。
RSIとは?
RSIは「ハイローオーストラリア 攻略」と検索すると何件も攻略記事が出てくるほどメジャーなオシレーター系インジケーターになります。
しかし RSI 自体を知らなければ使いようがありませんよね。
よく使われているからとなんとなくで使わないように!
適した状況で使えるようにならないといけませんね
最初に RSI の基礎知識と基本的な見方を紹介しましょう。
RSIの基礎知識
RSI はアメリカのテクニカルアナリストである J.W.ワイルダーが1878年に発表したオシレーター系のインジケーターです。
J.W.ワイルダーはミスターテクニカル分析と呼ばれるほどテクニカル分析用のインジケーターを開発しており有名なインジケーターはパラボリック・DMI・ピボットなどがあります。
簡単に言えば、過去14本のローソク足の値の合計と比べて今は上昇が強いのか、下降が強いのかを表しているのですね。
また、RSIは向きや角度、数値で相場の勢いやこれ以上伸びないだろう(反転するだろう)などと判断ができ、幅広い活用ができるインジケーターになります。
RSIの基本的な見方
RSI=A÷(A+B)×100
A:過去n日間の値上がり幅の平均
B:過去n日間の値下がりの平均
n日が計算するローソク足の本数となるのですが、ハイローオーストラリア攻略で使う場合は 7、9、14 に設定する場合が多いようです。
固定されていないと難しいです…
最初は期間14で設定して使いながら自分に最適な数値を探していけば良いと思うよ!
また RSI は 0%~100%の間を上下に動くインジケーターです。
0%なら設定した期間ずっと下降しっぱなし、100%なら設定した期間ずっと上昇していると判断できます。
この 0%~100%の間で重要なレベルが 50%。そして 20%~30%、70%~80%のラインです。
- RSI の数値が 50%以上→上昇傾向
- RSI の数値が 50%以下→下降傾向
そして は相場の過熱感を判断します。
- 20%~30%以下→下降の勢いが強い、同時にそろそろ下降の勢いが止まる可能性がある
- 70%~80%以上→上昇の勢いが強い、同時にそろそろ上昇の勢いが止まる可能性がある
気が付いた方もいると思いますが、RSI の 20%~30%以下、70%~80%以上には反対の意味があるのですね。
RSIを見ている時間足より大きい時間足との関係で変わってくる部分です
例として1時間足が下降トレンドだとしましょう
- レベル 70%~80%以上→そろそろ上昇の勢いが止まるだろう
- レベル 20%~30%以下→下降の勢いが強い→さらに下降が加速する
(1時間足が上昇の場合はこの逆)
このような使い方をするわけです。
マルチタイムフレーム分析は当ページで解説しているので参考にしてください。
ちなみに、なぜ20%~30%、70%~80%とレベルに幅があるのかと言うと、設定した期間や使う人の好みによってレベルの見方が変わってくるからです。
レベル設定は使っていくうちに自分好みにカスタマイズしていけば大丈夫です
最初は期間14で30%・70%を基準にしましょう
このチャートは RSI の期間を14レベルを30、50、70で設定しています。
オレンジ色の縦ラインはそれぞれのレベルを RSI がクロスしたポイントに引いているのですが、なんとなく今説明した意味がわかってもらえたでしょうか。
このように RSIは相場の勢いと限界そして方向を見てエントリーポイントを探すという使い方ができるオシレーターなのです。
ダイバージェンス
RSIの基本的な見方はこの他にダイバージェンスという使い方があります。
別名「逆行現象」と言い、相場の流れと RSI の向きが逆になる現象です。
想像しにくいです
ダイバージェンスは言葉で説明するより見てもらったほうが理解は早いかもしれません
この画像のオレンジの縦ライン部分を見てください。
相場は①より②が、②より③が下がっていますよね。
しかしRSIは逆にドンドン値を切り上げていることがわかるでしょう。
しかし、ダイバージェンスはある程度相場が進んだ後しか判断できない為、ハイローオーストラリア攻略の直接のエントリーポイントにはならないのです。
でも相場全体の流れを読むには便利なサインです
ハイローオーストラリアでRSIを使うなら覚えたい使い方ですね
RSIをMT4に設定してみよう
この章ではMT4にRSIを表示する方法を解説していきます。
ちなみに、ハイローオーストラリア初心者の方はMT4を知っていますよね。
MT4はチャート分析用の無料ツールで各証券会社が提供しています。
mt4についてはこちらを参考にしてください。
残念ながらハイローオーストラリアの取引プラットフォームはチャート分析には不向きでRSIなどのインジケーターが表示できません。
だからこそMT4はハイローオーストラリア攻略には必須のアイテムです
MT4の基本設定はここでは割愛させてもらって、早速RSIの表示方法を解説します。
「Relative Strength Index」を選択すると画面中央付近に RSI の設定画面が出てくるのでここで期間などの設定をします。
- RSIの期間を入力(デフォルトでは14になっています)
- 好みの色を決められます。
- 線の太さを変えることが可能。
設定画面ではこの 3 つの設定を覚えれば最初は問題ありません。
また、レベルの設定は④の「レベル表示」をクリックして画面を切り替えます。
「レベル表示」にはデフォルトで30と70のレベルが入っているはずなので⑤の「追加」をクリックして⑥に直接「50」と入力します。
ここまで設定が終わったら⑦「OK」を押せば設定完了で RSI がチャートに表示されます。
ちなみに RSI の設定変更は画面左上の⑧「チャート」を選択します。
ポップアップの「表示中のインジケーター」を選択。
「表示中のインジケーター」をクリックすると現在チャートに挿入されているインジケーターの一覧が出てくるので目的のインジケーターをダブルクリックすれば先ほどの設定画面が開くので設定を変えられます。
MT4はカスタマイズ性が高く自分の使いやすいように設定が可能です
バイナリーオプションと並行して使い方を覚えましょう
RSIと移動平均線を組み合わせた攻略法
ここではRSIを使ってハイローオーストラリアにエントリーをする手法を紹介していきます。
ハイローオーストラリアにエントリーする方法は大きく分けて2つありますよね。
- 順張り:相場の流れに乗ってエントリーする方法
- 逆張り:相場の流れと逆にエントリーする方法
RSIはこの両方に使うことができるオシレーターです。
攻略法に入る前にRSIを使う際の注意点は以下の3つ知っておいてください。
この内容は次の「RSI を使用する際の注意点」で詳しく解説しますね
では早速ハイローオーストラリア攻略手法ではめずらしいRSIを順張りに使う手法を紹介します。
順張り攻略法の準備
順張りの攻略法の前にまず、設定を行います。
今回の手法では 1 時間足で相場の状況を確認して 1 分足でエントリータイミングを取ります。
- 移動平均線
- RSI
インジケーターは移動平均線と RSI そして簡単なラインを使用します。
どれも広く使われているインジケーターです
最初に簡単に移動平均線を説明しておきます。
「ある一定期間のローソク足終値の平均値を繋いだ線」になります。
例えば5日移動平均線でしたらローソク足5本分、100日移動平均線でしたらローソク足100本分の値の平均値をグラフ化した線になります。
何日となっていますがローソク足の数と単純に覚えてもらって構いません。
移動平均線はその方向や傾き、もしくは数本の移動平均線の並びを見てトレンドの方向や強さを見る最もポピュラーなインジケーターになります。
移動平均線は「挿入」→「インジケーター」→「トレンド」→「Moving Average」で挿入できます。
移動平均線の設定値は移動平均線の種別を指数平滑移動平均線(Exponential)、期間10(ピンク)と 30(青色)の2本を1時間足と1分足に挿入。
1 時間足だけ期間200(緑色)を入れます。
移動平均線を表示する時間足を指定する場合は「Moving Average」の設定画面で「表示選択」のタブをクリックすると選べます
RSIの期間は14(赤色)、レベルを30%・50%・70%とします
RSI のレベルの見方の基本は50%の上下で上昇・下降の転換を確認、30%・70%を相場が過熱している状態です
順張りエントリー手順
最初に1時間足で相場状況を確認します。
今回移動平均線は相場状況を目視で確認しやすくする為に入れています。
1時間足のチャートではオレンジの縦ライン部分は下からローソク足、10EMA、30EMA、200EMA と並んでいるので下降トレンドが発生しているだろうと判断できます。
また、赤い2本の水平ラインに注目してもらうとわかるのですが、高値を切り下げていますね。
ダウ理論成立前ですが下降の力が優勢と判断できるでしょう
移動平均線の傾きが3本とも下に向いていることも根拠となります
そして、RSIが50%のライン付近で再び鋭く折り返し50%以下になっていることが他の根拠を確実なものにしています。
この状態で狙うべき範囲は青で囲った部分、RSIが30%に達するまで(水色の縦ライン)の約8時間です。
では1分足に移ります。
上図のオレンジライン部分に注目してください。
- 移動平均線が10EMA、30EMAの順で下から並んでいる
- ローソク足が10EMAを上から下に突き抜けている
- RSIが50%以上から50%以下に突き抜けている
- RSIが30%付近まで到達していない(30%が近いと反発する可能性がある為)
この条件が揃ったときにハイローオーストラリアの15分取引を使い10 分以上残り時間がある判定時間を選んでLOWエントリーをします。
HIGH エントリーの場合は条件が全く逆になるだけです。
エントリー時間について、なぜ 1 分足で 15 分近くのエントリーをするかと不思議に思いますよね。
理由は1分足や5分足は相場の流れとは関係ない「ノイズ」と呼ばれる急な逆の動きが多い時間足なので次の足が確実にエントリー方向に進むとは限らない為。
また、大きな時間足の流れに確実に乗るためにできるだけ長い判定時間を選んでいるわけです。
精度をさらに上げるなら5分足や15分足をみて、確実に下降トレンドなのかを確認するといいですよ
今回のこのエントリーでは以下の根拠を元にエントリーしています。
- 1時間足が下降トレンド
- 1時間足のRSIが下降を示している
- 1分足が一時的な上昇から下降に転換した
- 1分足のRSIが上昇から下降に切り替わった
1時間足が下降に引っ張ってくれるという強い根拠がある為、強気でエントリーできるポイントでもあります。
ただし、必ず過去チャートで検証して自分が納得した上で使うようにしてくださいね。
攻略法は知るだけでは意味がありません。実践してこそです。
ハイローオーストラリアのデモで実践してみて下さい。
RSIを使用する場合の注意点
先ほどの話をしたこの3点を詳しく解説していきます。
これは RSI を使う時だけではなくインジケーター、特にオシレーターを使う際の注意点でもあるのでしっかり理解してくださいね。
RSI単体では判断しない
ハイローオーストラリアなどのバイナリーオプションは勝率が利益に直結する投資法です。
ですからなるべく負けは減らしたいところ。
負けを減らすコツはエントリー根拠を重ねる事です。
残念ながらRSIは優秀なインジケーターなのですが根拠の 1 つでしか無いのです。
ダマシもありますからね~
RSIばかり見てしまった結果でもあるんですよ
RSI以外の根拠として考えられるのは以下のようなものがあります。
- 三尊、アウトサイドバーなどのチャートパターン
- ダウ理論、グランビルの法則などの相場の基本法則
- サポレジライン
- 他のインジケーターの根拠
- 上位足の相場状況
最初は難しいと思いますが、ハイローオーストラリアで勝つために1つ1つ覚えていき、エントリーを確実なものにしていきましょう。
上位足で相場状況を確認する
相場は上位足に従う。これはテクニカル分析の大前提です。
これは「RSiとは?」で話したマルチタイムフレーム分析(MTF)のことを言います。
下の図を見てもらったほうがイメージがしやすいでしょう。
上位足の大きな方向性の中で下位足が動いている感じですね。
ですから RSI の有名な手法の一つに 30%、70%になったら逆張りという手法があります
例えば上図のような時にRSIが70%になったからLOWエントリーは怖いですよね
逆に70%以上になったら相場の勢いがついてさらに伸びると考えたほうがしっくりきます
エントリーは量ではなく質ですから、無駄な負けを減らすためにもぜひ取り入れてほしいものです。
RSIは他の根拠を強めるために使う
RSIを含めたすべてのインジケーターはローソク足の根拠を強めるため、もしくは補助する目的で使用します。
なぜなら、インジケーターはローソク足の値を元に作られているからです。
大元となるローソク足をないがしろにしては意味がないですからね。
今回紹介した手法でも移動平均線を使ってダウ理論とグランビルの法則を視覚的に確認し、その根拠を強める目的でRSIを使用していました。
RSIの逆張りなら70%になったから逆張りと単純に考えてはいけません
ローソク足が前回高値を超えられなかった、大きな相場の流れは下降、RSIも70%を超えているから逆張りが有効かもと考えます
まとめ
ここまでこの記事を読んで「ハイローオーストラリアでRSIを使うのって難しんじゃないか」と感じたのなら、その感覚は正解です。
バイナリーオプションはFXから派生した投資方法でFXよりエントリーや資金管理を簡略化したシステムになっています。
しかし、簡単なのはシステムだけであって投資の難易度つまり勝つ難易度はもしかしたらFXより高いかもしれない投資方法なのですね。
ですから最低限FXの基本的な相場の判断方法の知識は必要になってくるわけです。
RSI についても最低限この記事の内容は知っておく必要がありますし、使いこなすには過去検証なども必要になってくるでしょう。
ですが、使いこなせればハイローオーストラリア攻略の大きな武器になります。
ネット上には様々なインジケーターの手法があり目移りする気持ちはわかりますが、まず1 つのインジケーターや手法を極めたほうが利益を得る早道かもしれませんよ。
ぜひ RSI を使いこなして常勝トレーダーの仲間入りを目指してみましょう。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者の中で断トツでNO.1といえる業者です。
口座開設者数も増え続けているのであなたも始めてみませんか?