バイナリーオプションはギャンブル?投機?ギャンブルみたいな賭け方はやめとけ
- バイナリーオプションはギャンブル?投機?
- バイナリーはギャンブルと言われる理由
- ギャンブル取引しないようにする方法
- ギャンブル取引をするならバイナリーオプションはやめとけ
バイナリーオプションに対して、一部でギャンブルという批判があります。
もともと日本人は投資・投機に対しての印象が良くないですが、ギャンブルに対しての印象はさらに悪いのが現状です。
そこで、本記事では、バイナリーオプションはギャンブルなのか、それとも投機なのかについて解説します。
バイナリーオプションはギャンブル?投機?
「バイナリーオプションはギャンブル?投機?」
これは、常にネット上で議論されていることです。一部では、バイナリーオプションはただのギャンブルだから絶対に稼げないという批判もあります。
どちらにせよ稼げれば良い話ではあるのですが、「ギャンブル」か、「ギャンブルではないか」と議論は、今後やっていく上で、かなり重要な点になるので、はっきりさせておきましょう。
バイナリーオプションはギャンブルではない
結論から言うとバイナリーオプションはギャンブルではありません。
そもそもギャンブルの定義とは、賭博のことでお金や物を対象に行う賭け事のこと。
- ギャンブル:運任せ
- 投資(投機):統計学を駆使して根拠のあるもの
ギャンブルは基本的に誰にも予測できないものが対象となり、完全に運任せとなるのが特徴です。
- 分析方法が2種類あるから
- 自分の手法の勝率がわかるから
バイナリーオプションでよく使われる分析方法は「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。
つまり、完全な運任せのギャンブルではなく、分析をすることで根拠を持った取引ができるので勝率を上げることができるのです。
また、投資においては過去のデータから自分の手法の勝率がわかります。
ギャンブルにおいては勝つか・負けるかの勝率が誰でも50%。
ただ、自分の手法の勝率が分かることで、50%から100%に向けて少しずつ勝率を上げることが可能になるのです。
あくまで過去の勝率なので未来に必ず勝てるとは限りませんが、非常に参考になる指標です。
投機と投資の意味の違い
バイナリーオプションがギャンブルではないことは理解していただけたと思います。
では、もう一つの疑問「バイナリーオプションは投機?投資?」という疑問を解決していきます。
まずは投機と投資の言葉の意味を確認します。
- 投機:稼げるタイミングに資産を投下し、短時間で運用
- 投資:将来、価値が上昇することを見込んで時間をかけて運用
バイナリーオプションは、特定の期間内に上がるのか・下がるのかを予測する取引です。
将来、価値が上がることを見込んでお金を投じるわけではないので、バイナリーオプションは投資よりも投機という表現が近いと言えるでしょう。
バイナリーはギャンブルと言われる理由
バイナリーオプションはギャンブルではありませんが、巷では未だにギャンブルと言われています。
未だにギャンブルと言われる理由は以下の3つです。
- 単純なルール
- ペイアウトが高い
- 稼げない人が多い
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。
上がるか・下がるかの単純なルール
バイナリーオプションは判定時刻の時に今よりも上がっているか・下がっているかを予想するものです。
これは、初心者でもわかりやすい単純なルールですよね。
それがギャンブルだと言われる所以となっています。
上がるか・下がるかなので、適当にやっても勝率が50%。初心者でも運が良ければ簡単に稼げてしまいます。
勝ったら100、負けたら0という単純なルールが理由でギャンブルと言われてしまうのでしょう。
勝った時のペイアウト率が高い
FXや株式投資と比べてペイアウト率が高いのがバイナリーオプションの特徴。
だからこそ少ない資金からでも十分稼いでいけます。
バイナリーオプション業者によって細かいペイアウト率は異なりますが、基本的に1.80倍〜2.00倍程度。
つまり、短時間の取引に勝てば30秒〜5分程度でBET額の80%〜100%を稼げてしまう珍しい投資です。一般的に、月利10%の投資なんて言うと「危ない」、「詐欺」という印象を持たれてしまいます。バイナリーオプションは月利10%どころか、日利10%を稼げてもおかしくありません。
勝った時のペイアウト率が高いだけではなく、負けた場合、賭け金が全て没収されるというルールがかなりハイリスク・ハイリターンのギャンブルと思われる原因になっています。
稼げない人が多い
人間は稼げる可能性が少ないものをギャンブルだと言ってしまいます。
欲深いのが人間ですからローリスク・ハイリターンのものを探しているのです。
バイナリーオプションで稼げている人は全体の1割~2割程度。
多くの人がお金を失って、少しの勝ち組の人たちはその分の大金を稼ぐのが投資の大前提です。
その他8〜9割の人が稼げていないということになるので「ギャンブル」や「詐欺」などの言われ方をしてしまうのでしょう。
ギャンブル取引しないようにする方法
バイナリーオプション自体はギャンブルではありませんが、根拠もなくするトレードはギャンブルです。つまり、バイナリーオプションをギャンブルにするか投資にするかは自分次第というわけです。
ここから、ギャンブル取引しないようにする方法をご紹介していきます。
- 分析をして根拠を持ってトレードする
- 自分の手法の勝率を理解する
- 資金管理を徹底する
分析をして根拠を持ってトレードする
基本中の基本ですが、必ず分析をして根拠を持ってトレードしましょう。
根拠なく、なんとなくでトレードするのはただのギャンブルです。
業者や取引オプションによって全く違うのですが、だいたいペイアウトは2.0倍未満。
ということは勝率50%ではマイナスになってしまうのです・・。
つまりギャンブルでやっていたらいずれ破産への道。これが確率論です。
だからこそ分析をすることは必須になります!
自分の手法の勝率を理解する
自分の手法の勝率を知れば、ギャンブル性が低くなり精神的にも落ち着いてトレードすることができます。
とはいえ、どうやれば自分の手法の勝率が知れるのかわからない人も多いと思います。
その答えはバックテストです。
たしかに目視で1つ1つ確認していくことも可能ですが、めちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
バックテストはプログラムを組んで全て自動で検証するので1分・2分程度で過去10年間分の勝率が分析できます。
ただプログラミングが必須になるので誰でもできるわけではありません。
- 自分でプログラミングを覚えてバックテストを取る
- 外注する
あまりお金をかけたくない人は前者、すぐに検証したい人は後者。
バックテストを取ることで最強を武器を手に入れるわけですから必須でやりましょう。
資金管理を徹底する
バイナリーオプションで稼げていない人のほとんどが資金管理を崩していることが原因です。
逆を言えば資金管理さえ徹底できれば、資金を溶かすということは無くなるでしょう。
だからこそ資金管理は重要なんです。
具体的な資金管理方法としては、「口座残高の5%以内のBET額に抑える。」
仮に口座残高が10万円の場合は、1回のBET額は5,000円までに抑えます。この資金管理を徹底できれば資金を溶かすことはなくなるでしょう。
どれだけ連敗しても、やけにならずに資金管理を徹底できるかが、バイナリーオプションで稼ぐための重要なカギになります。
ギャンブル取引をしようだったらバイナリーオプションはやめとけ
前述しましたが、バイナリーオプション自体はギャンブルではありませんが、人によってはギャンブルと言える取引をしてしまっている場合があります。
- 勝つ根拠もないところで大金を賭けてしまう
- なんとなく勝てそうだからエントリーしてしまう
- ギャンブル好きだからバイナリーオプションも遊びでやってしまう
こんなことをしている人はバイナリーオプションをやめておいた方が良いでしょう。
ギャンブル取引は、分析をして冷静に取引するよりも、勝つ確率は低くなるのに、賭け金を増やしてしまうので、負けた場合の損失も大きくなります。
バイナリーオプションは、ギャンブルではなく、根拠に基づいて勝つ確率が高いところに賭けていくからこそ、徐々にお金が増えていくのです。
ペイアウト率が2.0倍未満の時点で勝率50%でマイナスになってしまうので、注意しましょう!
まとめ
今回は、バイナリーオプションはギャンブルなのか、それとも投機なのかについて解説してきました。
そもそもギャンブルと投資(投機)の違いを理解していない人がいますが、明確な違いがしっかりあります。
- ギャンブル:運任せ
- 投資(投機):統計学を駆使して根拠のあるもの
要は、ギャンブルは完全なる運任せのゲームであるのに対して、投資(投機)はやり方次第で勝率を上げる方法があるので、確実に利益を出すことが可能なのです。
とはいえ、簡単に稼げるわけではないですし、やる人によってギャンブルのような取引になってしまう場合もあるでしょう。
バイナリーオプションを投機(投資)だと割り切ってトレードできる人は良いですが、二者択一のギャンブルだと思っている人は、危険ですのでやめた方が良いでしょう。