ハイローオーストラリアのモメンタム分析で勝つ!シンプルな簡単テクニック
- モメンタムの表示・設定方法
- モメンタムの使い方
- モメンタムを使う際の注意点
ハイローオーストラリアでトレンド相場を攻略しようと考えているトレーダーは、一度モメンタムを使ってみてはどうでしょうか?
モメンタムは短期的な相場の方向性と強弱を判断できるインジケーターなのでバイナリーオプションと非常に相性が良いのです。
広く使われているのですか?
FXや株でも使われていますよ
今回、この記事ではモメンタムを使ってハイローオーストラリアを攻略する方法を詳しく解説していくので、興味のある方は最後まで読んでみてください。
モメンタムとは
モメンタムとは「勢い」や「運動量」を意味し、冒頭でお話ししたように短期的な相場の方向性と強弱を判断するオシレーター系インジケーターです。
モメンタムは非常にシンプルなインジケーターなのですが、ハイローオーストラリア攻略のために使うにはモメンタムの特性を理解しなければいけません。
それでは早速解説していきましょう。
モメンタムの表示・設定方法
モメンタムはハイローオーストラリアの相場分析で必要な分析ツールであるMT4で表示可能です。
表示方法はMT4左上の「挿入」から「インジケーター」→「オシレーター」→「Momentum」を選びます。
設定画面が表示されるので、期間を設定します。
期間については「10~26」が一般的に使われることが多く、期間が短くなれば反応が早くなる代わりにダマシが多くなり、逆に期間が長くなれば大きな流れを捉える使い方となります。
期間の設定で迷ってしまいました
まずはオシレーター系で多く使われる「期間14」をベースに自分の使い方に併せて調整していけば良いでしょう
次にモメンタムの設定画面を「レベル表示」に変え、「レベル100」を追加します。
詳しい使い方は次で説明しますが、モメンタムは100を基準として相場の方向性や強弱を判断するオシレーターなのです。
MT4以外のチャート分析ツールは、基準線が「0」の場合があります
ツールごとに確認しましょう
設定が完了したら「OK」をクリックすればこのチャートのようにモメンタムが表示されます。
なお、ハイローオーストラリア攻略の必須ツールMT4については、こちらの記事で詳しく使い方を紹介しているので参考にしてください。
モメンタムの使い方
モメンタムは相場の次の2つの状況を判断するために使います。
- 基準線を境に上昇傾向と下降傾向を判断
- モメンタムの傾きで相場の勢いを判断
この2つの使い方を詳しく解説します。
基準線を境に上昇傾向・と下降傾向を判断
- モメンタムが基準線より上→上昇傾向
- モメンタムが基準線より下→下降傾向
モメンタムはこのように単純に相場の方向性を見つけることができ、基準線とモメンタムのクロス=相場の転換と判断できるインジケーターです。
バイナリーオプションでは「基準線のクロス=エントリーポイント」として利用することができます
モメンタムの傾きで相場の勢いを判断
このチャートのように相対的にモメンタムの傾きが急になった時は、相場の勢いが強くなったと判断することができます。
この判断は、ハイローオーストラリアではエントリーポイントとなりませんが、「モメンタムの角度が急になってきた=トレンドの勢いが強い」は、トレンド判断の補助として有効な判断方法です。
モメンタムを使う際の注意点
モメンタムを使う際の注意点は3つ。
- レンジ相場では「ダマシ」が多くなるので使わない
- モメンタム単体では判断しない
- 重要な経済指標など、相場が急変した場合は気を付ける
ダマシには要注意です!
モメンタムだけでなくインジケーター全般にも当てはまる部分がありますね
以下で詳しく解説していくので、そのつもりで読み進めてください。
レンジ相場では「ダマシ」が多くなるので使わない
モメンタムはトレンド相場の中で使用し、「トレンドの始まり」「トレンドの勢い」「トレンドの転換ポイント」を教えてくれるインジケーターです
そのため、レンジ相場では基準線とのクロスが頻繁に発生し「ダマシ」が多く発生してしまう欠点があります。
このチャートのようにトレンドが崩れた状態では、モメンタムは本来の性能を発揮できないのです。
インジケーターはそれぞれ得意な相場があり、相場分析でレンジ相場なのかトレンド相場なのかを判断した上で使わなければ「使えない」となってしまいます。
これはインジケーターの使い方の基礎ですので、必ず覚えておきましょう。
モメンタム単体では判断しない
先ほど解説したことにも関係しますが、「モメンタムが基準線をクロスしたからエントリー」ではハイローオーストラリアの勝率を上げることはできません。
モメンタムを上手に使うには、最初に相場の基本法則乗っ取った相場分析でトレンド相場と判断しなければいけません。
ダウ理論やエリオット波動などです
テクニカル分析の基礎的方法ですね
インジケーターは本来、相場の基本法則つまり「ローソク足からわかる大衆心理」を分析する補助として開発されています。
そのため、大元のローソク足分析を疎かにしてはインジケータの値は意味がなくなってしまうわけです。
「ローソク足を使った相場分析の結果を補助するためにインジケーターを使う」
この考え方は、先ほどと同じくインジケーターの使い方の基本なので必ず実戦してください。
相場が急変した場合は気を付ける
アメリカの雇用統計などの重要な経済指標発表の前後や要人発言直後など相場が急激に動いたときはモメンタムだけでなくインジケーターを使った分析を一旦中止するようにしてください。
理由は、経済指標などはファンダメンタルズ分析の要因が強く、インジケーターを使ったテクニカル分析が効きにくくなってしまうためです。
予想外の値動きもありますからね…
インジケーターがエントリーサインを出しても、ローソク足が全く違った動きをして負けてしまうことは珍しくないです
バイナリーオプションは無駄な負けを減らすことで勝率を上げることができます。
- 重要な経済指標はチェックし、経済指標発表前後30分はエントリーを控える
- 明らかに今までの動きと違うローソク足が出現したら様子見に徹する
上記2つを守ることもインジケーターを使って勝率を上げるコツと言えます。
経済指標についてはこちらで詳しく解説しているので参考にしてください。
モメンタムと合うインジケーター
モメンタムの特性を最大限に引き出してくれるインジケーターとして、この記事では移動平均線をおすすめします。
移動平均線はシンプルでありながら、相場のトレンドを目視で確認できるインジケーターなので、トレンド相場で威力を発揮するモメンタムとの相性も良いのですね
また、移動平均線は抵抗線としての機能も持っているので、移動平均線を利用した「押し目買い・戻り売り」の根拠にモメンタムをプラスして確実なエントリーポイントを探すこともできます。
移動平均線とモメンタムを合わせて使うときは、短期・中期・長期の移動平均線3本を表示してトレンドを判断します。
このチャートのように移動平均線が上から短期(ピンク)、中期(水色)、長期(緑色)と並んだ上昇のパーフェクトオーダーを確認。
ローソク足が移動平均線の下から上に抜けた時モメンタムが基準線を上にクロス。
下降の場合は下降のパーフェクトオーダー+ローソク足が移動平均線を上から下に抜ける+モメンタムが基準線を下にクロス。
根拠としてはまだ少ないですね
でもシンプルに目視で確実性の高いエントリーポイントを判断することができる組み合わせです
さらに詳しいエントリーまでの流れは次章で解説していきます。
また、移動平均線の詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので併せて読んでみてください。
モメンタムを使用した攻略法
ここでは先ほど紹介したモメンタムと移動平均線を合わせた使い方について、エントリー根拠などをさらに詳しいく解説していきます。
まず始めに各インジケーターの設定を紹介します。
モメンタムは期間14、基準線を100としています。
移動平均線は指数平滑移動平均線を使用し、期間20(ピンク)、期間75(水色)、期間200(緑色)の3本を使用します。
また、今回はマルチタイムフレーム分析を取り入れ、大きな流れも確認していきます。
「相場は上位足の流れに従う」と言う原則があります。簡単に言えば1時間足が上昇トレンドで5分足が下降トレンドの場合、5分足の下降トレンドより1時間足の上昇トレンドが強いと言う考え方です。
マルチタイムフレーム分析とは、この考え方を元にエントリーする時間足だけではなく上位足の方向性を確かめ、エントリーの優位性が上げ、無駄な負けを減らすための分析方法のことを言います
上位足として4時間足や日足は少し大きすぎませんか?
そうですね!30分足から1時間足が適当となります
今回は1時間足の方向性を確認して5分足が1時間足と方向が一致したときにエントリータイミングを探すと言う流れで解説していきます。
モメンタムを使ったエントリーまでの流れ
最初は1時間足が確実にトレンドを継続しているか(相場状況)の確認からです。
今回エントリーした場所はこのチャートの青背景部分です。
この部分は次の根拠からトレンドが継続すると判断できます。
- ダウ理論の高値更新・安値切り上げを確認できるので上昇トレンドと判断
- 移動平均線が上昇のパーフェクトオーダーを形成
- 短期移動平均線を基準に押し目を作り再び上昇している
- モメンタムが基準線より上で再び上昇を始めた
1時間足でこれだけ根拠をそろえたので、エントリー足では強気のハイエントリーができるわけです
次に5分足に移り、エントリータイミングを探します。
「移動平均線をローソク足がクロス+モメンタムが基準線をクロス」のエントリーポイントは、1時間足で上昇と判断した中には赤矢印の3か所があり、3か所とも次足で勝つことができています。
5分足でエントリーポイントを決定する根拠は次のようになっています。
- ダウ理論が成立している
- 移動平均線が上昇のパーフェクトーオーダー
- ローソク足が短期の移動平均線を下から上に抜けると同時にモメンタムも基準線の下から上に抜ける
例えば、移動平均線とモメンタムの根拠がそろっても、ローソク足が高値更新・安値切り上げの上昇トレンドになっていなければエントリーはしないと言うことです。
バイナリーオプションはどうしてもエントリーする足やインジケーターの数値に注視しがちです。
しかし、バイナリーオプションは為替相場で戦っているのですから、相場の基礎的分析方法がベースになければ勝率を上げることは難しいでしょう。
覚えるまでは時間がかかりそうです
ハイローオーストラリア攻略の根本となることなので諦めずに挑戦してみましょう
まとめ
モメンタムはバイナリーオプションを順張りで攻略しようと考えているトレーダーにとって大きな武器になります。
ぜひ、この記事を参考にモメンタムを使ってハイローオーストラリアを攻略していきましょう。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者の中で断トツでNO.1といえる業者です。
口座開設者数も増え続けているのであなたも始めてみませんか?