ハイローオーストラリアで法人口座の開設は難しい!個人口座を開くべし
- 法人口座を作るメリット・デメリット
- ハイローオーストラリアで法人口座が作れるのか?
法人を持っている方は、「ハイローオーストラリアの法人口座を開設できるのかな」と一度は思ったことがあると思います。
法人口座とは、法人のみが保有できる口座のことです。
特にハイローオーストラリアは、バイナリーオプション業者の中でも、人気業者なので、法人口座を開設したいと思っている人も多いはずです。
そこで、今回は、ハイローオーストラリアの法人口座について解説していきます。
法人口座が開設できれば税金面でもお得そう
法人口座を作るメリット
節税
なぜ、法人口座を作りたがるのか。
それは、節税のためでしょう。
税金を安く抑えることができるというメリットがあるのです。
ハイローオーストラリアの個人口座を運用している場合、「総合課税」という課税方法になります。
この総合課税は累進課税なので、利益が増えれば増えるほど、税率も高くなっていきます。
税率は5%~45%。(住民税なども含めると最大55%程度)
つまり、所得が高くなると利益の半分以上は税金として納めなければならないのです。
一方、法人口座を開設すれば、税金は法人税として納めます。
この法人税は最大でも33%で抑えることができるのです。
なので、法人口座を開設することで、最大で20%以上の節税ができるということです。
この節税こそ、法人口座を作る大きなメリットと言えるでしょう。
ただ、法人口座を開設して節税効果が出るのは、年間利益が900万円を超えたあたりからです。
それ以下の利益の場合は、逆に、法人口座の方が税率が高くなってしまってしまうということには注意してください。
法人口座を作るデメリット
一方、法人口座を作るデメリットは、費用や手間がかかってしまうことです。
法人口座は、個人名義ではなく会社名義でしか作成することはできません。
つまり、会社を作る必要があるのです。
株式会社であれば、20万円程度、合同会社であれば10満程度の初期費用がかかってしまいます。
さらに、法人の場合は、万が一、赤字でも年間固定のお金もかかりますし。
さらに、法人口座を作るためには、必要書類も多くありますので、開設するだけでも時間がかかります。
その費用をかけてでも法人口座を作るメリットがあれば良いですが、なければ、その費用を抑えるために個人口座で十分でしょう。
ハイローオーストラリアで法人口座は開設できない
「ハイローオーストラリアで法人口座を作ることができるのか?」
残念ながら、ハイローオーストラリアで法人口座を開設することはできません。
ハイローオーストラリアは、個人口座のみで、1人1口座までしか開設できないという規約があるのです。
これは、ハイローオーストラリアだけではなく、海外のバイナリーオプション業者は基本的に法人口座の開設を認めておりません・・。
もしかすると、
自分名義の個人口座を開設して、それを法人口座として扱えば良いじゃないか?
利益が出たら、会社の銀行に出金して、会社の利益にすれば良いのでは?
と思った方もいるかもしれません。
ただ、これは絶対にNGです。
そもそも、ハイローオーストラリアは、登録した名義の口座でしか、入出金ができないことになっております。
つまり、法人名義の銀行口座から入金をしたり、出金をすることができないのです。
まず、個人名義の銀行に出金してから法人口座に振り込むという考えもあるかもしれませんが、これは、税務的にNGです。
後々、税務署から指摘されてしまう危険性もありますので、ハイローオーストラリアでの法人口座開設は諦めましょう。
法人口座を開設できないなら選択肢は2つ
ハイローオーストラリアでは法人口座が開設できないということはわかっていただけましたか?
では、ハイローオーストラリアの法人口座を開設できない場合の対処法を解説していきます。
- ハイローオーストラリアの個人口座を開設する
- 国内業者の法人口座を開設する
この2つです。
それぞれ見ていきましょう。
個人口座を開設する
1つ目は、ハイローオーストラリアの法人口座を諦めて、個人口座を開設することです。
法人口座を作るメリットは、節税対策になることでした。
個人の口座で運用する場合、総合課税となり、利益が増えれば増えるほど税金がどんどん増えていきます。
ただ、利益がそこまで出ない場合は、法人よりも個人の方が税率が低くなるのです。
ですので、必ずしも法人口座の方が節税できるというわけではなく、一定数の稼ぎがなければ、法人口座を開設するメリットがないので、まず稼げるようになるまで、個人口座で十分だと思います。
先ほども言いましたが、境目の利益は900万円です。
年間の利益が900万円以上であれば、法人口座の方がお得、900万円以下であれば、個人口座の方がお得。ハイローオーストラリアで安定的に稼げている人は1割程度と言われています。つまり、9割以上の人が年間利益900万円以下だと思うので、法人口座ではなく個人口座でトレードすることをおすすめします。
国内業者の法人口座を開設する
2つ目は、国内業者の法人口座を開設することです。
どうしても、法人口座を開設したければ、国内業者でしかできません。
ハイローオーストラリアをはじめとする海外業者は、どの業者も法人口座には対応していませんので。
ただ、注意点としては、バイナリーオプションのトレードのルールや税金の仕組みが全く異なることです。
海外業者と比べると、節税効果が薄れてしまいますが、どうしても法人口座を開設したい方は国内業者というのも1つの選択肢として良いと思います。
国内業者は、海外業者と比べて、「稼ぎづらい」という意見もあります。
同じバイナリーオプションでも、海外業者と国内業者では、ペイアウトの計算方法やトレードの時間などが全く違うので、やりづらさも感じてしまうかもしれません。
仮に、海外業者で稼げていたとしても、国内業者に移行したら、全く稼げなくなることもあり得ますので、その辺はしっかり検討する必要があるでしょう。
まとめ
今回は、ハイローオーストラリアの法人口座について解説しました。
バイナリーオプションだけではなく、FXなどの投資も法人口座を作りたいという人は非常に多いです。
ただ、残念ながらハイローオーストラリアで法人口座を開設することはできません。
- ハイローオーストラリアの個人口座を開設する
- 国内業者の法人口座を開設する
ハイローオーストラリアで年間900万円以上の利益を出している場合は、国内業者での法人口座開設も検討しても良いですが、
それ以下の利益しか出していない、もしくは、まだ、安定して稼げていない場合は、法人口座ではなく、個人口座でトレードするようにしましょう。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者の中で断トツでNO.1といえる業者です。
口座開設者数も増え続けているのであなたも始めてみませんか?